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米空軍戦闘機が嘉手納基地に飛来、老朽化した機体の退役に伴う巡回配備



中部の米軍嘉手納基地には、6日に米ノースカロライナ州シーモア・ジョンソン空軍基地所属のF15E戦闘機2機が飛来しました。これは、老朽化したF15やF15D戦闘機の退役に伴う暫定的な配備であり、現在のところ合計20機が基地に配置されています。飛来した2機はインドで行われた共同演習に参加していた機体であり、この飛来により演習に参加した6機全てが嘉手納基地に帰還しました。


さらに、8日には米ノースカロライナ州シーモア・ジョンソン空軍基地所属のF15E戦闘機6機が嘉手納基地に相次いで飛来しました。嘉手納基地では、老朽化したF15やF15D戦闘機を順次退役させるため、穴埋めとして米本国から戦闘機を巡回配備しています。F15Eの飛来もその一環です。


嘉手納基地では、米アラスカ州からのF35Aステルス戦闘機やF22ステルス戦闘機、またドイツのシュパングダーレム米空軍基地からのF16戦闘機など、さまざまな戦闘機が循環配備されています。アラスカからのF22とドイツからのF16は7日までに帰還しており、8日のF15Eの飛来は新たな巡回配備の一環となります。ただし、嘉手納基地ではまだF15戦闘機の後継機に関する具体的な計画は決まっていません。


米空軍の戦闘機たちが嘉手納基地での活動を続けており、地域における安全保障の一翼を担っています。今後の基地の舞台はどのように展開されていくのでしょうか、注目が集まっています。

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